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2025.04.01

進化する審美眼で独自の世界観を創出〜サラグレース〜

フランスをはじめ、ヨーロッパ各国からセレクトしたテーブルウェアやインテリア雑貨を扱う人気のブランド、「サラグレース」。

2007年にフレンチスタイルのインテリア雑貨の販売からスタートされ、国内の和食器や国産の家具のプロデュースもされるなど、独自性のある審美眼で時代にあわせて進化されている、テーブルコーディネーターからも常に注目が集まるブランドの一つです。

今回は、オーナーの黒川様に唯一無二の世界観、「サラグレーススタイル」を生み出された背景やセレクトのこだわりについて、お伺いしました。

洗練された柔らかさと女性らしさを兼ね備える「サラグレーススタイル」

白やグレーの配色の中に、洗練された、柔らかさと女性らしさを感じる兼ね備えた「サラグレーススタイル」は、

ブランドを立ち上げ当初、「フレンチスタイル」をベースとしたコンセプトで展開されたそうです。

その中で、「他にない世界観」と「ここでしか手に入らないスタイル」を意識してきた結果、現在の「サラグレーススタイル」が誕生したとのこと。

エレガントでありながらどこか軽やかで、クラシックな佇まいの中でも決して古さを感じさせない抜け感を作り、新しい上質さのかたちを追求しているそうです。

そうした世界観に沿ってセレクトされるアイテムには「特別な誰かに見せるため」ではなく、自分や家族のためにインテリアを設え、日常の暮らしを豊かに楽しんでほしいという、黒川様の思いが込められています。

ショップでは、輸入のインテリア雑貨のみならず、テーブルウェア、ファブリック類、家具、などを幅広く取り扱われ、季節やイベントにあわせた暮らし方も配信する「サラグレーススタイル」は、幅広い年代の方に支持されているといえるでしょう。

和と洋のクロスオーバーにもサラグレースのエッセンスを

昨今の世界情勢も鑑みて、輸入アイテムのセレクトは年々難しくなってきているそうが、それでもやはり、「他ではなかなか手に入らない、サラグレースでしか出会えないもの」という視点は大切にしているそうです。

世の中には洋食器や家具のハイブランドがたくさんありますが、サラグレースで扱われているものは、あくまでも、日々の暮らしの中で気軽に楽しんでいただけるデザインや価格帯を意識したセレクトを心がけているとのこと。

イタリアのハンドメイド陶器ブランド「Elios」はサラグレースでも一番人気のシリーズだそうです。

テーブルコーディネートやインテリアに上質感をプラスしてくれながらも、手に届きやすいアイテムが揃っていることも魅力の一つですね。

 

 

また、近年では和食器の展開も増やされているそうですが、単に「和」の世界観をそのまま持ち込むのではなく、洋風のインテリアやテーブルスタイルの中でも自然に溶け込むような和食器を選ぶということを一貫して意識されているそうです。

実際にショップでのラインナップを拝見すると、作家ものから有田焼の窯元の器まで様々な器を取り揃えているものの、サラグレースの世界観に見事に溶け込み、それぞれが引き立てあっていることがわかります。

サラグレースが提案する、どちらかというと洋をベースとした空間や暮らし方にも寄り添う「和と洋のクロスオーバー」は、テーブルコーディネートを楽しむ方々にも新たな気づきを与えてくれるのではないでしょうか。 

サラグレースプロデュースの国産家具から広がる上質な暮らし方

フレンチクラシックなデザイン「FRENCH RETRO」オープンシェルフ

サラグレースでは、サラグレーススタイルの原点とも言えるフレンチスタイルのエレガントさと、現代の日本のライフスタイルにも寄り添う機能を兼ね備えた国産家具をプロデュースされていらっしゃいます。

その背景には、サラグレースが提案する世界観に合う家具を安定して届けたいという想いがあったそうです。

これまで輸入家具を中心に取り扱ってきたものの、輸送や納期、仕様の安定性といった点でどうしても課題があり、「海外の家具はサイズが大きすぎて、日本の暮らしには合わない」というお客様の声も多く寄せられていました。

そこで、日本国内の熟練した職人や工房と連携することで、より高品質で柔軟なものづくりを実現できると感じられたことから、国産家具の企画に繋がったのだそうです。

新たに誕生した国産家具は、北海道・旭川の職人たちの手によるサラグレース完全オリジナルデザイン。

「サラグレースらしい」と感じていただけるような、クラシックとモダンのバランスを大切にし、装飾は控えめにしながらも、空間に溶け込みつつ、空間の雰囲気を美しく引き立てるようデザインされているのだそうです。

また、カラーバリエーションにもこだわり、インテリアに自然に溶け込みながらも、どこか印象に残るようなニュアンスカラーを中心にセレクトし、ホワイトやグレー、木目の質感やマットな塗装の風合いなど、素材感そのものが感じられる仕上がりになるように工夫をしているとのことでした。

Sarah Grace初の国産家具、URBANシリーズ

特に、初のシリーズとしてリリースされた「URBAN」シリーズは、昨今のモダンな住居空間にもマッチしながら、フレンチクラシックのスパイスを加えたコレクションで、木目の美しさが際立ちます。

カトラリーなどを収納できる引き出しは、デザインのアクセントとしても魅力的です。

 

洗練された美しいフォルムは輸入家具のような佇まい。

それでいて日本の住空間に合わせた高さや大きさにもこだわり、日本の住空間にフィットするサイズ感と、暮らしやすさを考えた機能性をも兼ね備えているサラグレースの家具は、一貫したサラグレースの世界観と長年培われた日本の家具技術の融合が背景にあったことがわかります。

 

青山店をはじめとした店舗では、ブランドの世界観を空間全体で楽しむことができ、今回ご紹介したようなテーブルウェアやインテリア雑貨、オリジナル家具などの様々なアイテムを直接ご覧いただくことができます。

ぜひお近くの店舗へをお運びいただき、サラグレースの世界観を体感されてみてください。

 

株式会社サラグレース
住所:〒107-0062 東京都港区南青山6-13-25 南青山TMビル1F
TEL:03-6419-7012
HP:https://www.zakka-sara.com
SNS:Instagram
担当コーディネーター

FSPJ ACADEMY ディレクター
宮代亮⼦(AKIKO MIYASHIRO)

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