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2022.05.12

素材の変化に見るSDGsへの取り組み〜大橋洋食器

FSPJパートナー企業様の大橋洋食器様は、2022年4月に東京・南青山にて展示会を開催されました。
以前にご紹介した、料理を引き立てるシェフから人気の器のみならず、ホテル・レストランからの新たなニーズに対する提案として、SDGsの視点も取り入れた新たな取り組みをスタートされていますのでご紹介いたします。

ホテル・レストランのニーズから生まれたサスティナブルな器

大橋洋食器は、以前こちらの記事でもご紹介したように、数多くのホテル・レストランにて使用されいる新潟で創業130年を超える洋食器メーカーです。

今回取材させていただいた展示会は、骨董通りからほど近い、南青山にて開催されました。

SDGsへの関心が高まっている昨今、ホテル・レストランでもサスティナブルへの取り組みは重要視されており、割れない素材の器へのニーズが高まっているのだそうです。

そこでご紹介いただいたのは、ステンレス製プレート新商品(写真上)や樹脂製の漆器でありながら、陶器のようにもみえる「タイニーボウル」(写真下)。

どちらもマットな質感や深みのある色合いで、様々なスタイルのコーディネートにも合わせやすい器です。

タイニーボウルは全3色

続いてご紹介いただいたのは、こちらのブラウンのトレーとカトラリー。実は、コーヒーを抽出した後の粉を原料に使っています。

コーヒーショップなどから大量に廃棄されるコーヒー豆のかすを再利用できないか、というところから取り組みがスタートしたそうで、ブラウンの色味はコーヒーそのものの発色。

手で触れると、ざらっとした質感になっているのが特徴で、この質感こそがコーヒー豆なのだそうですが、ベストな質感になるよう使用済みの豆を細かく掏られたそうです。

 

カトラリーや器を蘇らせるサービス

まだあまり知られていないそうですが、大橋洋食器では、器やカトラリーの販売だけではなく、サスティナブルなサービスも展開されていらっしゃいます。

そのひとつが「カトラリーメンテナンス」です。

カトラリーは、割れることがなくても使い続けることでどうしても傷や塗装の色落ちなどは避けられません。

直接口に触れるアイテムでありカトラリーを長く使い続けるためにスタートされたメンテナンスのサービスでは、

他社製品も含めて、磨き直しやマット加工処理、メッキのかけ直しなどを行っており、ホテルやレストランのみならず、個人の方も利用することができます。

カトラリーを「捨てないための工夫」もまた、SDGsには欠かすことのできない取り組みではないでしょうか。

また、昨今ブームにもなっている「金継ぎ」による器の修理も受け付けているそうで、かなり細かく割れてしまった器でも、長年磨かれた職人の技術で、修復が可能だそうです。

アフターコロナを見据えた新たな提案

コロナの影響から客足が回復しつつあるホテルやレストランでは、お客さまに飲食や宿泊することで『お店で食べることの楽しさ』や『おもてなしの特別感』など、「非日常」の重要性がこれまで以上に問われるようになったと言われているそうです。

そのようなニーズから、以前本社展示会にてご紹介したスタンドに加えて、蓋つきのボックスや、アミューズを乗せる高さのある器など、エンター性の高い器も人気が高まっていのだとか。

また、数年後にインバウンドが戻ることも見据え、和のアイテムも再注目されているとのことで、5月に開業する大手外資系ホテルのアフタヌーンティーで使われる特注のスタンドにも、和室の障子のようなデザインが採用されるそうです。

組子プレートやお重、マットなお椀などの和のアイテムも人気が高い。

展示会では、上質な器の数々を見にいらっしゃる方が多数来場されており、その注目度の高さが伺えました。

大橋洋食器の器は、これまでホテル・レストランを中心に展開されてきたそうですが、ホテルやレストランを利用したお客様からの「同じ器を欲しい」というご要望も多くなっていることを受け、今後は個人のお客様に向けて新たなブランドを立ち上げされるそうです。

皆様もぜひ一度は手に取っていただき、プロユースの器でお料理やテーブルコーディネートを楽しんでみてはいかがでしょうか。

cup board
住所:〒951-8067 新潟県新潟市中央区本町通8-1352
HP:https://cupboard.jp
SNS:Instagram
担当コーディネーター

FSPJ ACADEMY ディレクター
宮代亮⼦(AKIKO MIYASHIRO)

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