一流のホテルや人気のレストランで
数多く使用されている大橋洋食器の器やカトラリー。
大橋洋食器では、長い年月で培った経験を生かし
日本の伝統工芸そして世界に発信できる技術や素材を見直し新たな時代に受け入れられる器を作っておられます。
その大橋洋食器がある、新潟市本町の本社兼店舗にて開催されていた展示会へお伺いしてまいりました。
新たなニーズへの提案〜2021年展示会
以前、こちらのNewsでもご紹介した「大橋洋食器」。
店舗のリニューアルに合わせて、6月1日〜30日に大橋洋食器 新潟本社2Fにて2021年展示会が開催されました。
今回の展示会では今までの商品展開の展示はもちろんのこと、
コロナ禍の営業形態変化に合わせて新しいニーズのテーブルウェアのご提案がありました。
その背景には飲食店が抱えている現状があります。
コロナ禍、店舗ではさまざまな工夫で新しい形の営業方法を考えたり、メニューを生み出されていらっしゃいます。
特に夜の営業から昼の営業に力を注ぐ店舗が多くなり、単価アップにもつながる昼間に楽しむスイーツやカフェメニューとしてのアフタヌーンティーは新たなニーズの開拓となっているそうです。
展示会でもティースタンドや、高さを出して華やかな印象を与えるエタージェラや高台皿、ティーポットなどが目を引きました。
中でもオリジナルの折りたたみ式ティースタンドは、
和の要素にも取り入れられるデザインで、
シックな中にも華やかさのある仕上がりとなっています。
また、実用性も兼ね備え、使う方のニーズに応えて
折りたたみが可能というのも嬉しいポイントです。
「-1で完成させる」デザインへのこだわり
お話し頂いた内容で印象的だったのは、大橋洋食器のデザインのこだわり。
常々デザイナーさんが『−1で完成させる』という意識をと心がけておられると教えて頂きました。
イメージを形にする中で、最後に料理が盛り付けられて完成、一歩下がった器作りが大切という意味合いなのだそうです。
どの商品も使う方のニーズを汲み取り、デザインを考え、実用性を高めて世の中に生み出されており、これが大橋洋食器が
愛される所以なのだと思います。
また、県内のさまざまな職人さんの手によって、つまりMADE IN NIIGTAで作られていることも素晴らしいことだと感じました。
このこだわりこそが、多くのシェフに愛される器を作り続ける原動力となっているのだと思われます。
おうち時間を豊かに
現在、大橋洋食器のアイテムは、ホテルやレストランで使用されることが多いのですが、実際にお店で見られた方が同じものが欲しい、他のアイテムも見てみたいと店舗へ足を運ばれたり、ネットショップから購入されることがあるそうです。
私自身、以前新潟市内のレストランで素敵な器を拝見して、シェフにどちらのものか伺うと大橋洋食器の器だったということを実際に経験しました。美しい器は、お料理を何倍、何十倍にでも美味しくしてくれます。そして、いつもの食卓が器一つでぐっと華やかになります。
今回ご家庭の使用にもおすすめですよとご紹介いただいた「黒墨」シリーズは、
表面に凹凸があり素敵な風合いで、墨の色合のような黒が何とも美しい器。
家庭で重宝される食洗機やレンジにも対応の磁器で実用性も兼ね備えています。
一つ黒の器があると、普段のお料理がランクアップして見えますよね。
こだわりの沢山詰まった大橋洋食器のテーブルウェア。まずはネットで覗いてみてください。
日常のテーブルでも楽しめるサイズの器やカトラリーが数多く掲載されております。
皆さんのおうち時間が豊かになりますように。
FSPJ認定コーディネーター
品田 茉莉(MARI SHINADA)
※新潟在住