衣・食・住のすべてとインテリア・デザインのトレンドが集まる、「インテリア ライフスタイル」(メッセフランクフルト ジャパン株式会社 主催)が3年振りに東京ビックサイトにて開催されました。
新しい生活様式や空間を演出するさまざまな商材や素材が展示されており、3日間で16000人以上の来場者があった見本市の様子を、食空間の視点でご紹介させていただきます。
日本の伝統技術を世界に発信〜BESPOKE MATERIALS JAPAN
初めに、日本の伝統・匠の技や先端技術の融合から生まれた素材を建築、インテリア分野に提案を行う展示ブースをご紹介いたします。
こちらでは、ニューヨークのデザイナーからのリクエストで誕生した有田焼のタイルや、百貨店のディスプレイにも使われる土佐組子の壁面装飾の提案など、食空間の切り口においても様々な使い方のイメージが湧くような素材が紹介されていました。
タイルを出展されていた金照堂様のテーブルウェアは、FSPJテーブルコーディネートスクールでもスタイリングに使用されています。
サスティナブルな視点をデザインの視点から提案
環境に配慮した商品開発の中でも、アップサイクル、創造的再利用に特化した特別展示は、建築家と環境に配慮したメーカー2社による企画です。
FSPJ ACADEMYパートナー企業様でもあるカリモク家具 様による、国産の未利用材や低利用材に注目した家具の展示のほか、外壁材や産業廃棄物のアップサイクルについての新たな可能性を提案されていました。
JAPAN STYLE 〜日本の伝統技術とデザインの融合
インテリアライフスタイルでは、商材やテーマに合わせたプロダクツがゾーンごとに展示されております。
日本の伝統技術とデザインが融合したテーブルウェアを紹介する、「JAPAN STYLE」ゾーンには、業界を牽引するFSPJ ACADEMYパートナー企業様も出展をされていらっしゃいましたので、ご紹介させていただきます。
◆FSPJ パートナー企業様 各出展ブースのご紹介◆
【 株式会社能作 様】
松屋銀座のウィンドウディスプレイにも使われている風鈴や、槌目付けを体験できるキットのご紹介など、おうち時間を充実させてくれるようなアイテムが数多く紹介されていました。
【廣田硝子株式会社 様】
1960年代の喫茶店で多く使われていたデザインを復刻した、人気の「昭和モダン」シリーズや繊細なデザインの江戸切子のグラスなどに加えて、ガラス製のストローにも注目が集まっていたそうです。
※この展示はBtoBを対象としており、商談目的以外の入場はお断りされています。
FSPJ ACADEMY ディレクター
宮代亮⼦(AKIKO MIYASHIRO)